社員インタビュー
Interview
03 Cross Talk
サナース Sun Earth Sorting Lab立上げ対談
古村担当部長 | 営業統括本部(2019年入社・中途) & 雨宮次長 | 営業統括本部(2021年入社・中途)

2024年にグループ参入したばかりのサナースで、サイクラーズグループ内ReSACOリサイクルセンターに新しくSun Earth Sorting Labが誕生しました。立上げまでの苦労やグループ参入しての変化などをお伺いしました。
Member
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営業統括本部 古村担当部長
(2019年入社・中途)
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営業統括本部 雨宮次長
(2021年入社・中途)
01
入社のきっかけ
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古村
私は電気屋出身です。舞台機構の設置工事などを担当していたのですが、その技術を活かせる仕事を探していて、サナースに入社しました。現社長の阿部さんが当時面接官で、その熱意に惹かれたんです。
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雨宮
私は、自動車製造ラインで使われている機械の販売を10年ほどやっていました。ずっと変わらず10年間同じ製品を売り続けていて、飽きてしまったのですよね。人の役に立つような製品に携わりたい、仕事に就きたいと思うようになって。サナースは取扱い製品が欧州からの輸入品なので、日本にない機械を扱えるところに魅力を感じて入社しました。前社長に最終面接を対応いただいたのですが、面接でのフラットな雰囲気、社風に惹かれていました。逆に入社してから、阿部さんの熱い対応にびっくりした側の人間です(笑)
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古村
反応が分かれましたね(笑)
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雨宮
もちろん、阿部さんには本当にお世話になっています。今も昔も、とにかくチャンスを与えてくれる人であり、社風ですよね。
入社時はみんな英語が得意ではないことが多く、私もその一人でした。他の会社なら即戦力とは見なしてくれず、英語を使う業務は回されなかったと思います。でも、阿部さんがドイツへ一緒に連れて行ってくださったおかげで、だんだん聞き取れるようになって、少しずつ話せるようになり、業務でも活用できるまでになりました。
チャレンジしたい人にはぴったりの職場だと思います。 -
古村
そうなんですよね。特にここの部署、産業機械を取り扱っている部署が一番空気がいい気がします。年齢が若いし、仲がいい!入社するならここが一番いいと思います。
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雨宮
言い過ぎかな、他の部署のことをそこまで知らないですからね。いやでも、一番ここが仲がいい気がします(笑)
02
サイクラーズグループに参入して
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雨宮
実は、サイクラーズに参入する前から東港金属はお客様でしたから、京浜島、千葉の両工場、技術部門、営業部門の方々とずっと関わらせていただいておりました。糸井工場長ともよく一緒にゴルフをしに行っておりました。京浜島も千葉も、明るい方が多くて、気負わずに行ける客先、という印象でしたので、グループ参入の話を聞いて、純粋にみなさんと一緒に働けることを楽しみにしておりました。
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古村
サイクラーズグループに入ったからこそ、多くのことがぐっと前に進んだ気がします。今回、インタビューの焦点に当てていただいているSun Earth Sorting Labについても、参入したからこそこれだけのスピードで立ち上がったのだと思っています。
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雨宮
Sun Earth Sorting Lab移転は、サナース単独では解決が難しかったことが、サイクラーズに参入したことでスピード感を持って対応できたという良い例になりましたよね。また、福田さんからも積極的にお客様を紹介していただき、グループのシナジー効果というか、一体感を感じています。
まあ、難点を言えば、サイクラーズは関東では本当に有名なグループなので、エリアが被っているお客様には、少し心配されるようになりました(笑)
ただ、そこに関しては、今は当然の反応だと思うので、私達『サナース選別機械部門』だからこそ選ばれる、一緒に仕事をしたいと思っていただけるように努めています。 -
古村
さすが雨宮さんですね。是非一緒に頑張りましょう。

03
Sun Earth Sorting Labの立上げについて
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古村
元々、木更津にあったテストセンターは非常に効率が悪かったんです。物を投入して、出てくるところで工程が終了するので、機械の調整をして、また動かしてみようと思うと、出てきたものを投入口に戻す必要がある。実際の設備を見に来ていただけるとわかると思うのですが、何しろ一つの設備が非常に大きいので、この、投入口に戻すという作業がとても手間でした。そこで、工程を環状に繋いで、ぐるぐる投入物が回るようにしたいと思って業者に提案依頼したら、随分壮大なレイアウトが出てきてしまって。敷地も足りないし、お金もかかる…
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雨宮
そこで、自分たちで一から考えることにしたのですね。
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古村
そう、それでも敷地の課題は残っていました。そうしたら、サイクラーズグループへの参入で、ReSACOリサイクルセンター内の倉庫テントを一棟使っていいという話が出て、敷地の問題はクリアできました。
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雨宮
そこから、古村さんは本当に頑張りましたよね。通常の業務もこなしながら土日を返上して作業したり、県外へ修理対応に行って疲れているにも関わらず、翌日には設置工事の指揮をとっていましたもんね。
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古村
敷地のほうがトントン拍子に話が進んで、木更津の旧テストセンターには重機が置かれることに決まっていたので、追い立てられたんですよ(笑)
それは冗談とは言え、テストセンターを移設するということは、お客様の対応がストップする、待たせてしまうことと同義だったので、とにかく一刻も早く進めたいと思っていました。
止める時期を短縮するため、設備の移設と、効率化のための本設置を切り分けたりもしました。環状に組むベルトコンベアの完成が移設のタイミングには間に合わないため、仮設のベルトコンベアを用意して稼働したのです。その甲斐あって、仮設のテストセンターにいらしていただいたお客様にも、実際の工場と同じ環境でテストできると非常に喜んでいただいて、とても嬉しかったですね。 -
雨宮
やった甲斐がありましたね!
完成した本設備もとても素晴らしかったですよ。是非、様々なお客様に活用いただきたいです。